東京都港区にある結婚式場の建物全体モデルです。S造の3層ですが屋根形状が鉄骨とワイヤー吊りのかなり複雑な構造になっています。寸法図面が古いもので数値の解析に苦労しました。現場で直接寸法取りし直す手間は大変ですが「ミリ単位」の精度で作成するためには手は抜けません。
貴賓室(新郎、新婦の控え室)の内装イメージです。家具類の配置と空間スペースをチェックするために各モデルを制作することになりました。配置予定の家具の販売店に行って、1つ1つ寸法取りの作業は大変な作業でした。掲載画像は納品サイズの1/10に変更してありますので鮮明さに欠けますが、1ミリ単位でのモデル制作のため、具体的な空間スペースの検証ができます。
【 家具類 】参考
門扉、塀、フェンス、玄関周りのデザインは、人に言いかえると「顔」ということだと思います。
立派な建物であっても、これらの部分のイメージで見え方が違ってきます。特に「門扉」はデザインも数多くあり、素材も「アルミ系」「鋳物系」「樹脂系」「ステンレス系」等々、価格も数万円から100万円以上するものまであります。設置する位置や本体のサイズ、素材、色、形状など高価だからよいというものではありません。実際には「施工してみるまでわからないというのが本音」だという施工会社もあります。このようなリスク回避するためにも3Dイメージを活用してみてください。
当社の3D制作は、不動産や建築に関するプレゼンが多く、敷地に対する「建物の配置」、道路斜線や北側斜線などの「斜線規制」、計画建物の影の影響などチェックすることもおこなってます。陽当たりを考慮して、水回りと主要空間を反転させるプランや、駐車スペースの状態など平面図では見逃しそうなケースも事前に確認できます。建物完成後に、車の乗り降りする際「ドアの開閉のスペースが狭い!」など苦情のないようにしたいものです。
施主様への建物プレゼン時に、平面図だけでは説明しづらい場合があります。形状や空間イメージの説明には3D画像を直接見ていただくほうが時間短縮にもなります。特に、素材、色目や外装デザインなど「施工の手直し」など避けたいものです。
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